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「もりの風こども園」開設にあたり(ごあいさつ)
このたび守山市に幼保連携型認定こども園「もりの風こども園」を開設させていただくことになりました。守山市には当学園の卒業生が多く、深いご縁を感じております。守山市と姉妹都市である韓国公州市に永明高等学校がございますが(守山女子高校と姉妹校でした)、同校の設立者ウイリアムス宣教師と近江兄弟社創立者ヴォーリズとは親しい友人でございました。
守山市より提供していただきました用地は、明治34(1901)年から綿々と続く「学びの地」であり、歴史をたどれば物部小学校・勝部小学校・守山高等裁縫女学校・守山女子高校・立命館中高に使われました。その地に当こども園を開設するということは、守山市の教育の伝統を継承することであり、責任重大であると考えております。
わが国は政治・経済・教育・福祉等すべての面で行き詰まっておりますが、少子化現象を食い止めることが根本的に重要です。そのためには子育てしやすい社会環境づくりが必要で、政府は子育て支援策を強く打ち出しておりますが、政治任せでは解決しないと思います。
近江兄弟社学園は88年前、清友園幼稚園から始めて、近江八幡だけでなく堅田・今津・米原・水口・八日市に、戦時中は軽井沢にも幼稚園・保育園を展開しておりました。農繁期には臨時託児所を設けるなど、地域が現に必要とする教育事業を手がけてまいりました。その精神にもとづき、今般、守山市が必要とされる子育て支援事業(こども園開設)に参加させていただくことといたしました。守山市の求めておられる保育の内容を、わたしどもの経験と独創性により具現してまいります。
保護者の皆様の要望を踏まえつつ、真にこどもの成長に役立つ保育・教育を行ってまいりたく存じますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
2010年7月 学校法人近江兄弟社学園理事長 池田健夫
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