2009/07/12

平和礼拝

2009年度 高校「平和礼拝」報告  7月7日(火)~7月10日(金)に各学年、単位制のLHの時間に「平和礼拝」を実施しました。  高校1年生を対象に在日3世で劇団トル主宰の金紀江(キム・キガン)さんは韓国・朝鮮人が日本に住むことになった 歴史的経過を踏まえ、現在もなお差別の中に置かれる状況を話されました。 そして、一人一人様々な違いを持つ人間がその違いを認め、尊重することを「地の塩 世の光」という学園訓 にもなっているテーマと共に訴えられました。  今秋、アジア5カ国への研修旅行を控えている高校2年生に対して講師の神山美奈子 (日本キリスト教団甲陽園伝導所)さんは本人の高校時代、日本史の授業で学んだ「慰安婦」問題で衝撃を受けたこと、 韓国の大学に留学した時の経験から「日本人はアジアの人々と向き合う時、きちんと過去を背負って交流すること」 の大切さを訴えられました。 そして、最後に共に会場入りされていた韓国人のお連れ合いと共に戦前同志社大学に留学中、官憲に捕らえられ、 拷問の末獄死した尹東柱(ユン・ドンジュ)の「序詩」をチャンゴとギターで合唱されました。  3年生、単位制の生徒に対して、栗本英世さんはNGOを立ち上げ、地雷を撤去されたり、「寺子屋」を建てたり 戦後のカンボジアでの活動を報告されました。また、カンボジアの子ども達の置かれている過酷な状況の報告と共に、 東南アジアでの長いボランティア体験から、「援助」は決して単に「物」や「お金」が送られれば良いのではなく、 却ってそれは相手の自立心を損なうこと。大事なのは相手が自立するための「知識」、「技術」の伝達が交流と共に 伴っていなければ本当の「援助」ではないことを訴えられました。
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