今年の県大会は、春の中体連が豚インフルエンザの影響で中止になったので、今までと少し変更がありました。一つは、各ブロックからの県大会出場枠が増え、県大会には38校のチームが参加したこと。もう一つは、ベスト4からはリーグ戦を行い順位を決めることです。まずはベスト4を目指し戦いました。初戦は安土中、第2試合は甲西北中、第3試合は甲南中、どの試合もわが校の攻撃力が勝り、終始、危なげのない試合展開でベスト4に勝ち進みました。
■安土中 0-2 近江兄弟社中
■甲西北中 0-2 近江兄弟社中
■甲南中 0-2 近江兄弟社中
大会は三日目となり、ベスト4のリーグ戦です。勝ち上がった4チームは、明富中、甲良中、水口中、そしてわが校です。どのチームも強豪揃いで、これまでのように攻撃力だけで勝てる相手ではありません。目標は優勝し、2位までが出場できる近畿大会の切符を獲得することでした。
第一試合はレシーブが非常に良い甲良中との対戦でした。試合が始まり、予想通り、いつものような攻撃がなかなか決まりません。そうなると少しずつ歯車が狂いだし、サーブが入らない、レシーブもトスも上がらないというような状態になってしまいました。後半はいつもの攻撃が少し見えてくるものの、狂った歯車は簡単に元に戻らず、ストレートで負けてしまいました。全勝優勝を目指していた私たちは、優勝どころか2位までに入ることすら厳しい、もう後がない状況に立たされました。残りの2試合は何としてでもストレートで勝ち、望みをつなごうと気持ちを切り換えました。
①甲良中 2-0 近江兄弟社中 (1敗)
次の相手は水口中です。試合前の練習の時から気持ちを切り換えている様子で、この試合はいつもの強い攻撃が出始めました。そうなると、サーブやレシーブ、トスなどが上手く回り始め、とても良い雰囲気で試合が進み、ストレートで勝つことができました。
②水口中 0-2 近江兄弟社中 (1勝1敗)
最後の相手は、ブロック大会の決勝でも戦った明富中でした。お互いが手の内を知り尽くしており、とてもやりにくい相手でした。そして、この時点で他の2校は全試合を終了しており、甲良中は2勝1敗、水口中は3敗でしたので、私たちが優勝するために科せられた条件は「できるだけ失点を少なくして、ストレートで勝つ」ということでした。1セットでも取られたらその時点で終わりという緊張した中で、試合が始まりました。第1セット、水口戦と同様に全てのプレーが上手く回り、終始笑顔で試合を進めることができました。第2セットも勢いは止まらず、序盤はシーソーゲームをするものの、後半からはサーブがテンポ良く決まり、最後は3年生ピンチサーバーの二人が試合を決定づけました。
③明富中 0-2 近江兄弟社中 (2勝1敗)
ということで、3チームが2勝1敗となり、得点率で順位を決定した結果、なんと、優勝することができました。課題が多く残る優勝となりましたが、8月からの近畿大会までには少しでも克服し、全国大会を目指して明日からの練習に励んでいきたいと思います。また、平日の大会にもかかわらず連日、多くの応援ありがとうございました。差し入れを持って応援に来てくれた小関先輩もありがとうございました。
(ちょっと深イイ話)
表彰式ではベンチ入りのメンバーとマネージャーの全員が整列し、賞状をもらったり、一人一人に記念メダルを掛けてもらいました。今回は2階席で応援隊長として頑張っていた3年生の片山さんは、表彰式も拍手を送りながらメンバーの姿を見届けていました。自分自身が表彰されることはなくても、チームの一員として優勝できたことを噛みしめながら見ていたからか、少し涙する姿もありました。そんな表彰式が終わり、2階で見ていたメンバー達もコートに揃い、記念撮影をしようかとしていたら、同じ3年生の原田さんが2つもらった記念メダルの1つを、そっと片山さんの首に掛けてあげていました。誰に言われたわけでもなく、自分から進んで、今まで一緒に頑張ってきた同級生と優勝の感動を分かち合おうとした気持ちがあったからだと思います。今回の優勝が全員で勝ち取ったものだったんだと感じた瞬間でした。深イイ~
7月18日,19日に行われた夏季中体連、ブロック予選の結果を報告します。
わが校は、秋の大会で優勝したので、今大会はシード校となり、なおかつ県大会への出場権も獲得した中での大会でした。だからといって、気を抜いてよいというわけではなく、県大会で優勝するためにはブロックでも負けてはいられませんでした。のはずだったのですが、初戦の市立守山中との試合では、集中力を欠いたつまらないミスや冴えないプレーが多くあり、かなり苦しい展開の試合となりました。ストレートでは勝ったものの、不安の残る試合となりました。
■第一試合 市立守山中 0-2 近江兄弟社中
次の試合は3年生7人だけで戦うと決めていた決勝戦。何としてでも「3年生だけでブロック優勝を勝ち取るんだ」という気持ちで試合に臨みました。しかし、相手は県でも1,2位を争っている明富中。気持ちだけで簡単に勝てる相手ではないということも一人一人がわかっていました。試合が始まると、そんな不安を感じさせない内容で、全員が一つのボールに集中し、「絶対にボールを落とさない」、「絶対に決める」という気持ちが伝わってくるプレーが続出し、一進一退のゲーム内容となりました。第1セットは苦戦の末、兄弟社中。第2セットは明富中。そして、最後の第3セットは、序盤にサーブカットが乱れリードされ、後半追い上げるものの追いつくことができず、明富中が勝ち、セットカウント2-1で明富中の勝利となりました。負けてしまったのはとても残念でした。でも、3年生だけで公式戦を戦う最初で最後の試合が、それぞれの与えられた仕事を果たし、充分に力を出し切ったと感じることができる内容の試合だったので、みんなが笑顔で終わることのできた一日となりました。おそらく、生徒以上に大きな声で応援をして下さった保護者の方々も同じ気持ちだったと思います。熱い応援ありがとうございました。
ということで、ブロック2位として県大会に出場することになりました。
■決勝戦 明富中 2-1 近江兄弟社中 (ブロック予選2位で県大会へ)
(ちょっと深イイ話)
3年生の中では唯一の中学校からバレーを始めた片山さん。入部してから誰よりも声を出して一生懸命練習をしてきました。そして、公式戦という緊張した中でナイスレシーブ、ナイスサーブがあったにも関わらず、3セット目には少しミスが続いてしまいました。ミスしてしまうのはみんな同じことなんですが、「自分がチームに迷惑を掛けている」という自己嫌悪になってしまい、タイムアウト中に思わず涙がポロリ。試合は再開し、チームメイトは励ますものの、その後も涙は止まらず、どうなることかと思っていたら、相手のエースのスパイクをナイスレシーブ!!今までの努力は嘘をつかないと証明するシーンがありました。深イイ~